皆さま、お仕事お疲れさまです。
本年も続々と各企業でストレスチェックがスタートしておりますね!
さて、皆さまの企業では、ストレスチェックに伴う職場環境改善活動は順調に進んでいるでしょうか?
本年は、ストレスチェック義務化となってから3回目のストレスチェック実施となる企業が多いと思います。
何年も同じ調査を継続して実施する大きな目的・意義として、集団分析結果で「総合健康リスク」の変遷を知る機会となることがあげられます。
年ごとではなく、数年の結果をもとに、その年の職場環境改善の優先度、これまで実施してきた改善活動の効果、修正箇所などを具体的数値から検討することができます。
日本企業においては、働き方改革の必要性、長時間労働の是正、従業員にとって働きやすい環境づくり、などが前面にたつようになってきました。
自社のニーズに合わせ、効果的な改善活動をどんどん実施していきたいものですね!
当オフィスが実施する研修の多くは『従業員のストレスを減らす』というニーズに基づいてご依頼されることが多いのですが、事前打ち合わせでよく話題にあがるのが、「職場の中でメンタル不調になりやすい人を、事前に簡単に(!)知ることはできないものですか」というものです。
職場では、仕事の内容や作業環境、業務適正、仕事をする相手や上司のサポートの有無や質など、個人に対し複合的ストレスが発生しやすく、そもそもの本人の特性だけで判断することは適切ではありません。
となると、会社(職場)は従業員の何をみていけばよいのでしょうか。
一つの切り口として、ストレス発散のタイプがあげられます。
同じストレスを受けても、全員が同じ反応をしないように、その人ならではの感じ方・対処の仕方は異なるものです。
もちろん、環境やタイミング、そのときのモチベーション、周囲のサポート状況などにより、反応の結果もまた変わっていきますので絶対的結果ではありませんが、受けるストレスに対する反応の積み重ねが、メンタル不調の発生に関与する場合もある、という切り口で考えてみましょう。
そして大切なのが、「何のためにリスクを知るのか」ということです。知って終わり、にならないよう、対処の拡大やフォローの量を考えていきたいものです。
簡単なチェックシートで大まかなリスクを知ることで、自己理解がすすみ、発散法の工夫ができたり、上司からみれば、部下へのサポートを厚くすることもできるかもしれません。
チェックシートを参照に、自分はどうかな?と考える機会にしてみてくださいね😊
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