皆さま、お仕事お疲れさまです。
今回は、ストレスとはどうやってたまるのかを考えてみたいと思います。
『ストレス』と聞いて、あなたは何を思い浮かべるでしょうか?
ビジネスパーソンの3大ストレスは、仕事の量、仕事の質、人間関係と言われています。
仕事の量はいつもほどほど、やりがいもそこそこあって、職場の上司や同僚とみんな仲良し、、、そんな職場にいたらハッピーなのかもしれませんが、現実はそうもいきませんよね。
でも、もちろんストレスは悪い側面ばかりではありません。
「いつまでにやらなければならない」という納期、「このくらいの質は保つべき」という要求など、仕事をする上で付いて回るストレスは、達成感、成長感、充実感を得るために大切なもの。
大事なことは、自分の生活に生じるストレス量を適度な量に保ち、過剰なストレスをためないこと。
「ストレスをためない」というと、通常はストレス発散法を思い浮かべると思いますが、快適な生活を送るためには、まず生活スタイル(習慣)を見直すことが最優先です。
なぜなら「ストレスをためやすい生活スタイル」があるからです。

生活習慣病と呼ばれる「糖尿病、動脈硬化、心疾患、脳血管疾患」などは、私たちの日々の生活習慣(スタイル)の積み重ねが、発症の引き金になるものです。
睡眠、食事、喫煙、喫煙などの生活習慣を見直すことで、自分が健康的な生活ができているか、それともストレスをためやすい生活をしているかが分かります。
チェックシートの項目に、あてはまるものが多いほど、ストレスをためやすい(身体に負荷をかけている)生活スタイルをもっていることになります。
ストレスをかける生活習慣が多い人は、それを続ければ続けるほど、ストレスを身体にかけていることになるのです。強いては病気につながっていく。これはとても大きいストレスです。
メンタル不調の背景にも、実は生活習慣の崩れが存在することも多いのです。
生活習慣を改善することで、気持ちが整ってくることも多くあります。
私たちが提供している「うつ病リワークプログラム」においても、物事の捉え方などの認知面へのアプローチだけでなく、睡眠、食事、運動、休息の取り方など、個人の生活習慣改善へのアプローチは欠かせません。
仕事の量や質、人間関係は自分だけの努力では何ともならないことも多いのが現実。
でも、生活習慣は自分で変えることができます。
ストレスはたまってから発散しよう、と考える前に、ご自身の生活スタイルが、「ストレスをためやすい生活スタイル」になっていないかを見直してみませんか。
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